同窓会会長のメッセージ

 活水学院は明治12年、日本の女性にも教育が必要とアメリカから2人の女性宣教師、ラッセル先生とギール先生(後に福岡女学院を創立)が派遣され、一人の女生徒から始まりました。そして学院は今年、創立145年周年を迎えます。卒業生が19名 になった明治25年、まだ女性が社会に出て男性と同等に活躍することが厳しかった時代、卒業しても繋がりを持ち、情報交換をし、助け合うようにとラッセル先生の卒業生への暖かい眼差しから誕生したのが同窓会です。今年で創設133年を迎え長い歴史を刻んでいます。‶活ける水″ラッセル先生の教育理念を根幹に、その長い歴史を繋いでいくのが同窓会の働きではないかと考えています。
 コロナ禍が収束したわけではありませんが、2023年同窓会は活動を再開し始めました。復活祭の一週間後に日本各地からメサイアを歌う為に長崎に集結し、大合唱となる「復活祭を長崎でⅢ」の公演。来年は4月26日(土)に学院145周年を祝して東山手キャンパス大チャペルで開催予定です。皆様のご来場、合唱への参加をお待ちしています。恒例の「クリスマス讃美礼拝」は小チャペルでの開催ですが、昨年は小チャペルの小部屋で静かに眠っていた、ヤマハ初期の足踏みオルガン「ハルモニウム」を使って、素朴なオルガンの音に載せての讃美礼拝でした。
 同窓会は今年から「ラッセル奨学金」「ラッセル支援金」を活用して、クラブ活動への褒賞は勿論のこと、部費の一助となればと思い援助を計画しています。
 同窓会に残っている資料や写真などに触れる度に、青春時代を活水で学んだことを誇らしく思います。ラッセル先生は日本の娘たちへ熱い想いを注がれ、生きることのポリシーを育まれました。その泉から沢山の‶活ける水″を汲み、実りある学び、思い出多いキャンパスライフを過ごして頂きたいと願っています。それが次へのステップ、羽ばたきの一つの礎になりますように‼ 先輩たちからのメッセージです。

同窓会

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同窓会会長 永吉美恵子
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