> 院長からのメッセージ

院長からのメッセージ

活⽔学院院⻑

湯⼝ 隆司

「Kwassui Vision 2029」に向けて

活⽔学院 院⻑

湯⼝ 隆司

⻑崎の歴史を印すオランダ坂。その界隈がまだ外国⼈居留地であった1879年(明治12年)、坂の上なる東⼭⼿の丘に活⽔学院は創設されました。創⽴者はアメリカから派遣された⼥性宣教師エリザベス・ラッセル。⽇本で学校教育が新たな装いで出発したばかりの時代に、キリスト教に根ざす確固たる理念に基づいた教育が米国女性信徒らの手によりここ長崎で開始されました。

6つの教育上の強化領域を内容とした5年間の「中期計画」、2029年の創立150周年に向けて「Kwassui Vision 2029」を2022年度に公表しました。磨かれた知性と品性の上に経済的独⽴の能⼒を具えた優れた⼈格へと成⻑を導き、実社会で指導者としての責任を果たせる「未来を担う女性」の教育、そのための教育の場となるよう活水学院は教育目標とビジョンを掲げ今年度も進んでまいります。

現在の活⽔学院は、⼤学・大学院が東⼭⼿キャンパス、⼤村キャンパス(⻑崎医療センターに隣接)で、⻑崎市内の宝栄キャンパスで中学・⾼校がそれぞれの教育活動を展開しています。これらは「活⽔学院」の共通の建学の精神に基づき教育の「⼀貫性」を確認しつつ女子教育を豊かに具現できる教育機関を⽬指しています。

中学と高校、そして大学・大学院が同じ目標を目指して直面する現代の課題に挑戦し、未来への懸け橋となる女性リーダーを育成するため建学の精神に立った教育を全学で取り組んでまいります。