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院長からのメッセージ

活⽔学院院⻑

湯⼝ 隆司

「Kwassui Vision 2029」に向けて

活⽔学院 院⻑

湯⼝ 隆司

⻑崎の歴史を印すオランダ坂。その界隈がまだ外国⼈居留地であった1879年(明治12年)、坂の上なる東⼭⼿の丘に活⽔学院は創設されました。創⽴者はアメリカから派遣された⼥性宣教師エリザベス・ラッセル。⽇本で学校教育が新たな装いで出発したばかりの時代に、キリスト教に根ざす確固たる理念に基づいた教育が米国女性信徒らの手によりここ長崎で開始されました。

 一方、近年は男女雇用機会の確保やジェンダーの面で画一化の目立つ日本社会は、多様性と個の尊重が大きな課題となっています。女性への過重な育児や介護の期待は決して女性だけの問題でなく男性との協働がなければ解決されません。また教育の内容についても男性もふくめた全人教育が社会で求められています。

 2029年に活水学院創立150周年を迎え、社会の変化と高等教育への期待に応えるため教育改革に踏み出します。2027年度に活水女子大学は活水大学へと校名を変更し、2028年度に大学の共学を決定いたしました。

 磨かれた知性と品性の上に経済的にも独立し、実社会で指導者としての責任を果たせる女性の教育は活水の歴史ある教育内容です。これに加えて、男女共学化により新しい「未来を担う人」への教育へと進んで参ります。

 現在の活水学院は、大学・大学院が東山手キャンパス、大村キャンパス(長崎医療センターに隣接)、長崎市内の宝栄キャンパスで女子校である中学・高校がそれぞれの教育活動を展開しています。中学と高校、そして大学・大学院が直面する現代の課題に挑戦し、未来への懸け橋となる人を育成するため建学の精神に立った教育を全学で取り組んでまいります。