キャリア教育
本学のキャリア教育は、自律した女性、自立できる職業人を育成していくために、知識を活用し、論理的思考を身に付け、問題解決力と実践力を高めるための教育プログラムです。本学は、PBLやSA(student assistant)制度(上級生がサポート)を導入しています。
「教養セミナー」…アカデミックスキルズの修得
この教養教育科目は、大学一年次前期に受講する初学者に向けた科目です。図書館利用をはじめ、情報収集の仕方や、著作物に対する倫理教育等、大学で学ぶ姿勢を身につけます。また、これからのキャリア形成に伴って重要な「金融リテラシー」や、様々なトラブルに巻き込まれない為の情報提供を行います。さらに、論文形式でレポートをまとめることを実践し、プレゼンテーションを行うことで、論理的思考を育み、大学・各専門分野での学びの素地を修得します。
「キャリアデザインセミナー」…キャリア教育・問題解決力・実践力への一歩
この教養教育科目は、一年次後期に開講されます。自身のキャリアを考える機会として、長崎県や県内にある企業の方々など、様々な分野のゲスト講師を迎えて話題提供を頂くとともに、地域課題を考える課題解決型PBLにグループで取組みます。1年次では課題解決型PBLに取組み、そのプロセスやコミュニケーション力を身につけ、2年次以降の各専門分野でのプロジェクト型PBLの取組に繋げます。
PBL(Problem Based Learning からProject Based Learningへ)
自己と他者との違いに直面しながらチーム全員がリーダーシップを発揮。
学びを社会に還し、さらに自らの成長の糧とする。
1年次にPBL型の演習を学び、2年次以降では専門分野でのプロジェクト型につながる。
SAとキャリアデザインセミナー
キャリアデザインセミナーでのPBL
「長崎県で女性が働き続けて管理職を目指すには?」
2020年度はクライアントに長崎県男女参画・女性活躍推進室を迎えました。チームで長崎県の労働環境をPEST分析して課題解決の方針を長崎県庁職員の方にプレゼンを行いました。
「外国人・来埼者に伝える長崎の魅力」2023年度
観光都市である長崎において、外国人・来﨑者に、長崎のどんな魅力を、どうやって伝えたら良いか。体験することも含めた、提案を行う課題に取組みました。各グループで、テーマとコンセプトを決め、伴った情報収集を行った上で、提案を行いました。
「戻ってきたくなる長崎」2024年度
都市部に就職した県内出身者のUターンを促進し、人口減少緩和と同時に、県内企業の向上を図るために、どの様な施策が必要かを考え、プレゼンテーションする課題に取組みました。情報発信の方法や、人々に伝える仕組みの提案に繋げることも意識して取組み、提案を行いました。
SA制度 Student Assistant
学びの伴走者という新しい役割を得て献身的にサポート。
支えられた経験をもとに、今度は活水の後輩に寄り添い支える。
SA(Student Assistant)とは?
SA(Student Assistant)とは、上級生の先輩がアシスタントとして授業進行やグループ活動へのサポートを行うことです。
本学ではSA制度を導入し、SAと教員がミーティングを行って授業に臨んでいます。
下級生からみたSAの存在
「オンライン授業で不安ななか寄り添ってくれて本当に安心しました。」
「先生のように教えるのではなく、一緒に考えてくれるSAさんがいてくれたから、最後までがんばれました。」
チームでの活動がうまくいかないときも、一緒に悩んでくれてすごく心強かったです。」