教職支援室
教職をめざす学生をより強力にサポートすることを目的として2009年4月、「教職支援室」を設置しました。以来、教職指導教員のもと行われる学習会、教職に関する相談、また自主学習の場とし、自己研鑽に励む学生の皆さんの姿を見守り続けています。
教員採用試験関係資料、学習指導要領や教科書類、雑誌、参考書、教育新聞など様々な資料を準備しています。
教職支援室では授業の空き時間、放課後や⼟曜⽇など、教員を目指す学生が自主的に学んでいます。



年度始めや教育実習前などに、定期的にガイダンスを実施しています。
1年生対象には、5月下旬に教職課程の概要や教員採用試験対策などを詳しく説明し、教職の魅力や教職支援室の利用についても紹介しています。
教職支援室では、希望学生を対象とした学習会を定期的に実施するなど、教員採用試験の合格を目指すための学習機会を多く提供しています。希望者には教職指導教員が個別に面談をし、教員採用試験対策について一緒に計画を立てていきます。現在は、長崎県をはじめ複数の県で、3年次での1次試験受験が可能となっています。できるだけ早く対策を始めることが合格への近道です。
個別面談は随時実施
| 時期 | 学習会等の例 |
|---|---|
| 8月 | 夏休み突入学習会 |
| 9月 | 後期も頑張ろう学習会 |
| 10月 | スタート模試 教員採用試験の「合格者と語る会」 |
| 11月 | 第1回 模擬試験 |
| 2月 | 第2回 模擬試験 |
| 3月 | 第3回 模擬試験 |
| 5月 | ◯長崎県教員採用試験1次試験 |
| 6月 | ◯教員採用試験1次試験(九州内の多くの自治体) 1次試験合格者に対する面接調書 書き方指導 2次試験面接練習 |
| 7月 | 2次試験対応 |
*模擬試験は(土曜日実施)
(実施例)
教職支援室主催の学習会は、前期の授業終了後から始まります。
◯夏休み突入学習会 (夏休みに入ってすぐ)
◯後期も頑張ろう学習会(後期に入ってすぐ)
◯後期学習会(隔週1回実施) 18時〜
◯春期学習会(2月・3月 毎週1回)10時〜
学習会では、教員採用試験教職教養で出題される分野を中心に学びます。全国の過去問に挑戦し、知識を確かなものにしていきます。
教員採用試験で出題されることが多い、「教育史」「教育心理」等は、大学で講義を担当している教員が学習会を担当することもあります。
教員採用2次試験の合格発表が出揃う10月、教員採⽤試験の合格者の代表が体験を報告する、「合格者と語る会」が開催されます。 それぞれどのような勉強⽅法で取り組んできたのか、採⽤試験はどのようなものであったのか、⾯接に臨む際にはどのような⼼構えが必要かなど、体験したからこそわかることを先輩が後輩たちに熱く伝えてくれます。この会に参加することで、後輩たちは「次は私がこの場で発表したい」という思いを強くし、さらに学びを加速させていきます。
「教員採用試験合格者と語る会」
教職支援室では、毎年、教員採用試験合格者の代表から話を聞く「教員採用試験合格者と語る会」を開催しています。この会では、合格を勝ち取った4年生が後輩たちに向けて、1日の勉強スケジュールや実際に使用した教材、緊張や不安の克服方法など、合格に至るまでの道のりについて発表します。
発表者は、自作のノート、単語帳なども披露してくれるため、後輩たちは将来の夢の実現に向けて大いに励まされ、教員採用試験の勉強にもさらに拍車がかかります。
教員採用試験に合格した先輩と近い距離で話をし、悩みを相談できるこの会は、これから試験に臨む後輩たちにとって、大きな力となります。
参加した後輩の皆さんが登壇者側に立てるよう、教職支援室は今後も全力で支援を続けます。
近隣の中学校との連携のもと、「グリーンティーチャー」という名称で、学習支援の体験をさせてもらっています。「グリーンティーチャー」とは「若葉マークの先生」という意味です。単なる「ボランティア」ではなく、「未来の先生」として、授業補助や保健室業務、部活動等を体験することができます。実際の教育現場を体験できる貴重な機会であり、学校や子どもたちからも期待されています。
公立学校等教員採用試験合格者
(届出分のみ掲載)
| 合格種別 | 所属学科等 |
|---|---|
| 長崎県中学国語 1名 | 国際文化学部日本文化学科 |
| 長崎県中学音楽 2名 | 音楽学部音楽学科 |
| 北九州市中学音楽 1名 | 音楽学部音楽学科 |
| 長崎県養護 2名 | 健康生活学部子ども学科 |
| 佐賀県養護 1名 | 健康生活学部子ども学科 |
| 長崎県小学校 1名 | 健康生活学部子ども学科 |
| <3年次受験合格者> | |
| 長崎県中学音楽 2名 | |
| 佐賀県中学音楽 1名 | |
| 長崎県養護 3名 | |
長崎県公立学校(中学校)
Yさん(英語学科)
「わぁ、英語って楽しい!」先日、英語が一番苦手な生徒から授業で聞こえてきたつぶやきです。私は、このために教職を選んだのだと思いました。
教員になって2年目になりました。正直、”毎日が楽しい”とまでは言えませんが、大変さの中にある小さなやりがいや、温かさに触れるたびに、教職を続ける意味を見出せます。
私には、仕事をする中で好きなことがあります。それは、日常の中に学ぶ要素がたくさんあることです。生徒と一緒に職業講話を聞き様々な職業について学んだり、生徒のスピーチを聞いて思わず涙を流したり、職場体験の電話の仕方を指導したりと、学校は常に「学び」にあふれています。
活水での4年間、教員になるために、ボランティア、授業見学、留学、実習等様々な経験をさせてもらいました。勉強や模擬授業の準備等忙しい毎日ではありましたが、そのおかげで、教員一年目、職場の先生方について行くことができました。
勉強に疲れた時、実習でうまくいかない時、模擬授業で失敗した時など悩みは尽きないと思いますが、活水の先生方を頼っていいと思います。その悩みは未来の自分に必要なことだったのだと、今はわかります。私の大好きな活水から同じ教員になりたいと思ってくれる人がいると嬉しいです。応援しています!
長崎県公立学校(高等学校)
Iさん(英語学科)
私は現在、長崎県公立高校の英語教諭として教壇に立っています。日々生徒と向き合う中で、生徒の反応から学んだり新たな気づきを得たりすることが多く、学びの多い日々を送っています。授業準備や学級経営に取り組む中で、大学時代での学びと結びつく場面が数多くあります。
大学の教職課程では、模擬授業や教育実習など、実践的に学ぶ機会が多くありました。特に模擬授業では、先生方や同じ教員を志す仲間から多くの助言をいただき、授業づくりの基礎を身につけることができました。これらの経験が、現在の実践に確かにつながっています。
教員採用試験に向けては不安も多くありましたが、わからないことを尋ねると小さな悩みでもすぐに相談にのってくださるなど、学生に寄り添ったサポートがとても心強かったです。面接調査書の添削、模擬授業、面接練習などを通して自信を持って採用試験に臨むことができました。教員を目指す学生を全力で支えてくれる大学です。
長崎県公立学校(中学校)
Jさん(家庭科)
家庭科の教員という夢を叶え、中学校の教壇に立ち、生徒の「成長」を日々感じています。私が家庭科に興味を持ったきっかけは、「家庭科は生きていくために必要な教科」と教えていただいたことでした。家庭科を学ぶことで人生を豊かにできると知った時から、この教科の面白さを伝えたいと思い、教師を目指しました。
私が活水へ進学することを決めた理由は、地元で学び、地元で働きたいと思ったからです。入学後は、家庭科に関する「衣食住」を中心に、幅広い知識を学びました。活水は、先生と生徒の距離が近く、わからないことをすぐに聞きやすい環境です。だからこそ、多くの先生に関わっていただきながら、自分自身のスキルもアップさせることができました。教職課程では、同じ夢を持った他学科の仲間との関わりが多くあり、お互いに夢を高め合うことができます。学校現場で働かれていた先生方のお話を聞く機会も多くあり、自分の将来に活かすことができます。教員採用試験については、1回目の教職模擬試験を受けた頃から、1次の筆記試験の対策を行いました。2次の面接試験については、早めに対策を行い、先生方に何度も面接練習をお願いしました。練習を重ねるごとに、自分が教師になったときに大切にしたいことやどのような教師になりたいのかを明確にすることができ、自信が付きます。家庭科の教員になるに当たって、大学の先生方や実習先の方など多くの人に手厚いサポートやご支援をいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
私は、これから活水で学んだことを基に、学び続ける教員でありたいと思っています。
ぜひ、活水で多くの人に出会ってください。出会いは自分の人生を豊かにします。活水の卒業生として学校現場で一緒に働けることを楽しみにしています。
長崎県公立学校
Yさん(養護教諭)
この春、私は長崎県の養護教諭として学校現場に立つことになりました。
今でこそ教員としての一歩を踏み出そうとしている私ですが、大学入学当初は養護教諭になりたいという強い意志を持っていたわけではありませんでした。子どもと関わることが好きで、養護教諭という存在に漠然とした憧れがあり、まずは免許取得を目標に学び始めました。しかし、授業や実習、ボランティア活動を重ねるうちに、その気持ちは少しずつ変わっていきました。実際に子どもたちと関わる中で、私自身多くの元気をもらい、養護教諭としての仕事のやりがいに気づくことができました。知識として学ぶだけでなく、養護教諭の仕事を身近に感じる経験を重ねることで、この仕事の魅力を実感し、「私も子どもたちを支える存在になりたい」と強く思うようになりました。
この4年間、決して楽なことばかりではなく、正直しんどいと感じることも多くありました。しかし、どんな時も同じ養護コースの仲間と支え合い、励まし合いながら、様々な授業や実習を乗り越えてきた経験は、今の私を最も強くしてくれたと思います。一人ではなく、仲間と共に困難に向き合い続けたこの4年間の学びは、今後学校現場に立つ上でも必ず生きてくると感じています。
これから教員を目指そうとしている皆さん、今は迷いや不安があっても大丈夫です。活水での学びや経験を通して、自分なりの答えを見つけ、自分らしい1歩を踏み出して下さい。応援しています。
佐賀県公立学校
Mさん(養護教諭)
私は大学3年次で教員採用試験を受験し、養護教諭として合格することができました。振り返ると、決して順調な道のりではありませんでした。養護教諭コースの中で3年次受験に挑戦したのは私一人で、孤独や不安を感じながら、勉強と大学生活との両立に悩むことも多くありました。それでも挑戦を続けることができたのは、活水女子大学の教職支援の環境があったからだと思います。教職支援室には、集中して学習できる環境や豊富な教材が整っており、先生方が一人ひとりに寄り添い、試験対策だけでなく悩みや不安にも丁寧に耳を傾けてくださいました。小論文や模擬授業、面接指導を通して自分の強みや課題を客観的に見つめ直すことができ、「一人で頑張らなくていい」という安心感が、前に進む大きな力になりました。また、他学科の学生と共に学ぶ中で、多様な価値観に触れられたことも、自身の視野を広げる貴重な経験でした。日々の授業や実習を通して、養護教諭として子どもと向き合う姿勢や責任の重さを学べたことは、教員採用試験、そしてその先の現場へと確実につながっていると感じています。活水での学びは、夢を「憧れ」で終わらせず、「現実」へと近づけてくれるものでした。これから教員を目指す皆さんにも、ぜひこの環境の中で自分の夢に挑戦してほしいと思います。