2025年9月1日
トピック
田端佑規講師の論文が国際学術誌に掲載されました
本学の田端佑規講師の論文が国際学術誌に掲載されました。
詳細は以下のとおりです。
■ 著者:Yuki TABATA(田端佑規) 健康生活学部食生活健康学科講師
■ 論文タイトル:Quantitative Screening of Geranylgeranoic Acid in Selected
Plant-Based Foods Using LC/MS/MS
■ 掲載ジャーナル:Frontiers in Nutrition(Impact Factor 5.1)
DOI:https://doi.org/10.3389/fnut.2025.1652270
■ 掲載日:2025年8月12日
■ 概要:ゲラニルゲラノイン酸(GGA)は、肝細胞がんの再発予防を目的として開発された生理活性脂質であり、近年その機能性に注目が集まっています。本研究では、GGAの植物性食品中での分布を明らかにするため、市販の植物性食品14品目を対象に、LC/MS/MS法によりGGA含量を定量しました。その結果、ターメリック粉末に最も高濃度のGGAが含まれていたほか、アーモンドやカシューナッツ、ピスタチオなどのナッツ類や、あずき、大豆といった豆類にも微量ながらGGAが検出されました。一方、ひよこ豆やクルミ、ごま、乾燥パセリからは定量限界以上のGGAは検出されませんでした。本研究は、植物性食品中のGGA分布を網羅的に評価した初の報告として、日常的に摂取可能なGGAの食事性摂取源に新たな知見を提供するものです。
○大学との関連
本研究は、本学の健康生活学部食生活健康学科における教育・研究活動の一環として実施されました。
講義や卒業研究のテーマとも連動しており、学生に最先端の研究を学ぶ機会を提供しています。
○研究者コメント(田端佑規 講師)
「今回の研究は、食生活健康学科での卒業論文(セミナー)で行なった予備的な実験がもとになっています。
この結果は日常的に口にする食品に、新しい付加価値を提供できる可能性があります。
今後も学生教育とも結びつけながら、食と発癌、食と健康の関係を探求し、社会に還元していきたいと考えています。」

